那須の別荘へ行くときは大概ひきこもりなのですが、先日は珍しく外へ食事に出かけました。
今まで那須で食事をしたことがあるお店と言えばステーキハウス寿楽さんだとか、ジョイア・ミーアさんだとか、あ・かうはーどさんなどの有名どころばかり。
あとはお蕎麦屋さんがたくさんあるので、これは何軒か行ったことがあって、それは別記事でいつか書き綴るとして…
今回はわが家としての新規開拓で、カジュアルフレンチを楽しめるレストランへ行って参りました。
（※正確には『フランスやヨーロッパの郷土料理をベースに世界の様々な料理を那須や栃木の食材で表現するレストラン』）
そこは、Restaurant cu-eri （レストラン クエリ）さん。
那須ICから那須街道の田代交差点を右折、りんどうラインをしばらく走ると右側に佇む一軒の可愛らしいお店が見えてきます。
じゃっかんポツンと感があって、通りすがりだったらまず寄ろうとは思わない立地と雰囲気で、いちおう口コミを頼りに予約をしてきてはみたものの、連れと「大丈夫かな…？」と目配せしてしまいました。
ディナーの時間でしたが、まだ17時半と早い時間だったので客はわが家3人のみ。これまた「大丈夫かな…？」と連れも不安気に…
ところが、この大変失礼な前置きとはうらはらに、もうとっても最高に美味しいお料理の数々に一家全員大満足、あっという間にわが家のお気に入りのレストランという結果に。
飲み物にしろ、前菜にしろ、メインディッシュにしろデザートにしろ、５点満点だとしたらどれもそれぞれ４点以上（甘い評価かな！？）。
とくに、この記事の冒頭に載せた"自家製シャルキュトリーと前菜の盛合わせ”はクセになりそうなお味で、じゃっかん全体的に塩味が強いかなと思うものの、これ絶対お酒があったら最高でしょう！
今回は運転手だったので泣く泣くアルコールフリーでしたが、次こそはお酒とともにいただきたい一皿です。
そしてメインディッシュのローストポークが自分的には絶品でした。
きめ細かく柔らかな肉質と程好いロースト加減、そしてハーブのきいた甘めのソース、グリルされた野菜たちも脇役でありながらそれぞれの素材のお味が美味しく、またローストポークの下に敷いてあるマッシュポテトまでもが絶妙に美味。とにかく脇役が脇役でない美味しさも相まって、次に来店した時も絶対に注文したいお料理です。
今回はコースにしたので、前菜からデザートまで様々なお料理を楽しむことができました。
栃木県や地元・那須の食材をふんだんに使っているところも非常に好感持てますし、実際に食べて美味しいのですから言うことなし。
お財布的にも、那須はどこも高いという噂を聞いてきたなかで、自分としてはお味・量・質を考えたら納得出来る範疇。
次はランチに来て、ガレットを楽しんでみたいなぁ。
こんな美味しいお店があるのなら、那須へ来たらひきこもってばかりいられなさそうです。
（終）
