最近ではめっきり行かなくなったキャンプ。
コロナ禍でキャンプブームが加速するのに反して、わが家はキャンプから離れていきました。
セカンドハウス/別荘を持った今、キャンプに行く機会はさらに減る一方ではあるものの、時折恋しくなる。
昔は月イチ頻度でキャンプに行っていたから、たくさん思い出が残っています。
今回はそんな記憶のひとつを。
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3年ほど前の2月。
彼の有名な"ふもとっぱらキャンプ場"でのキャンプ。
言わずもがな圧倒的な眺望で、富士山を背景にしてどこから撮っても絵になるキャンプ場でした。
ものすごく広く、そしてものすごく多種多様なキャンパーで賑わう地。
ファミリーも多くいましたが、様々なグループが一堂に会していて、黒のモノポールテントで揃えた集団やバイクで集う集団などもいて見ているだけでなんだかワクワク。
サイトも完全フリーでしたし、娘が未就学児の頃からキャンプをしていて安全面重視のため主に区画サイトで客層もファミリーが多いキャンプ場をずっと利用していたわが家には、客層ともに新鮮でしたね~。
また、1泊目の朝にパトカーが来ていて、斜め少し前に設営していたカップルキャンパーが何やら訴えているのを目撃したのは新鮮というか衝撃でしたけど…
さて。どんな滞在だったかと言いますと…
ここふもとっぱらは天候が結構変わるようで、このキャンプ中も日中晴れていたのに夕方土砂降りの雨が降り、場内の通路が濁流と化してビビりました。
写真をご覧のとおり富士山に笠雲がガッツリかかっているので、天気の崩れは予想していましたが、場内通路が濁流になるとは聞いていなかった!
大雨だと今でもそうなんでしょうか…
設営場所によっては要注意ですね。
訪れた2月の下旬はまだまだ気温も低く、加えて強風が吹いていました。
富士山を眺めながらタープ下で夕食を楽しみたかったのに、テントを締めきって前室に籠らざるをえない天候で、翌日まで吹き荒れたこの強風に、わが家の目の前に設営していた若者2人の心許なく思えていたタープは夜の間に倒壊…
また、どこから飛んできたのか書類らしきがあちこちに散乱していたりと、強風の洗礼を受けたキャンパーさんも少なからずいたようです。
明け方は氷点下でしたから、場内の主要通路(道路)脇に設置された簡易の炊事場は早朝凍り付いて使えなかったので、ポットでお湯を持参して洗い物をしました。
きれいに整備されたメインの炊事/サニタリー棟ですらお湯は出ないんでしたっけね。
普段はお湯も電気もある区画サイトばかり利用している軟弱キャンパーのわが家ですから、水のみ(お湯出ない)/非電源の環境は、よりキャンプの醍醐味を味わえた気がします。
自分的には、暑い時期のキャンプより寒い時期のキャンプの方が断然好きなので、ふもとっぱらでの滞在は冬キャンを満喫出来て楽しかったですね~。
なによりも、富士山がそこに在る。
やはりこの景色が堪らなかったです!
いつかまた訪れる機会があることを願って…
(終)