phase02

那須に所有する山小屋(セカンドハウス)の話を中心にキャンプや旅行の話も

キャンプとグランピングと別荘と…

コロナ禍明けて、セカンドハウスやデュアルライフなど生活スタイルの変化も一時期よりは落ち着いてきたでしょうか。

 

わが家で言えば、旦那の会社はオフィス自体がフロア数もデスク数も減らし、リモートワークありきの勤務形態へ完全移行しており、週に一度ほど丸の内へ出勤するだけとなっております(完全リモートでもOKなのですが旦那は出勤したいらしい)。

 

オフの過ごし方で言えばコロナ禍を経てキャンプを楽しむ方々が確実に増えましたよね。

キャンパーだったわが家は、何故か世の流行りとは逆行し離脱してしまいましたが…

 

わが家のキャンプ道具の一部

那須は元々キャンプ場が多いイメージでしたが、コロナ禍で"グランピング”施設が一気に増えた印象です。

自分としてはキャンプとグランピングは完全なる別物と思っていて、テントも設営済み、食事も1泊2食付きで食材が準備されているようなグランピングは普通にホテルに泊まる旅行と変わらないよね、と。

キャンプの醍醐味、楽しみと言ったら、テントの設営~撤収の過程を含めてですから。

 

そんなことをなんとなく考えつつ、自分が別荘…もとい山小屋を所有し、そこでの滞在を楽しんでいるのってグランピングと似ているかなと思ったりします。

正確には、キャンプとグランピングのちょうど中間。

 

宿泊する場所があらかじめ準備されていて到着したらすぐに寛げる空間があって、水道、ガス、電気も不自由なく利用でき、洗面やバス・トイレ等の設備や冷暖房設備、各種備品もすべて揃っていて。

 

わが山小屋の場合は前オーナーさんが半定住で利用していた名残で、設備、備品等は正直自宅と変わらない充実っぷりです。ありとあらゆるものが揃っているので(わたしは全て譲り受けました)、唯一無いものと言ったらエアコンぐらい。そこはまぁ、いちおう避暑地ですから不要ってことで…?(とは言え、今年の夏に取り付けようかなと画策中!)

キッチンも自宅より新型のシステムキッチンが入っているし、給湯設備もトイレもキッチン同様リフォームされていて、建物の築年数の割には設備面でかなり快適です。

持っていくものと言ったら着替えくらいで、滞在中の食事についてはキャンプの時のようにスチベルかイエティに食材を詰め込んでいくか、食材の宅配サービスを利用して自分でお料理です。

 

ちなみに食材の宅配サービスですが、わが家では2社利用しておりまして、1つはパルシステム、もう1つがオイシックスです。

オイシックスの配送はクロネコさんを利用しているため都度配送先や配送日時を変えられるので、那須へ行く週末は配送先を山小屋へ指定。この方法であれば、那須滞在のためにわざわざ食材を自宅から運ぶ必要もないし買い出しに出かける必要もなく、便利で重宝しています。

せっかくなら地元のスーパーや道の駅で地のものを買ったらいいじゃないと思われるかもしれませんが、最寄りのダイユーさんや道の駅"友愛の森”は連休などは混みやすいし、普通の土日滞在については限られた時間のなかで食材の買い出しに時間を取られたくないという日頃多忙な兼業主婦のささやかな願いがあるのです(要するに、那須へ行ったらのんびりしたい)。

 

また、キャンプとグランピングの中間というわが家の別荘利用について、どちらとも大きく違うのが利用時間や利用期間。

"自分ち”なので当然利用するのに予約は不要だし、突然行こうがあるいは行くのをやめようが完全に自由。当たり前すぎて何言ってるんだ状態ですが、入退場時間だって当然自由で、わが家は大抵金曜の夜8~10時に来邸し日曜の昼に撤収という過ごし方をしています。

 

もちろん、所有にかかる初期費用やその後の維持管理に係るお金と労力、それらを考えたら、利用が自由なことのメリットがいかほどかという話にはなりますけどね。所有したあとに、なんとなく良かったと思える点ということで。

 

キャンプ時代の持ち物は今では別荘で使用中

 

こんな風に何でも揃っていて手ぶらでお出かけできるわが山小屋ですが、退邸時には徹底的にお掃除いたします。

この辺は、撤収時の片付けというような感覚でキャンプに近いかなと。

荷物をまとめてサヨナラでもいいのですけれど、わたしは徹底的に綺麗にしてから帰りたい派。滞在中に発生した塵も埃もバイ菌も可能な限り除去です。衛生面の問題もありますけど、好きで手に入れたモノを綺麗に保っておきたいというのは当たり前の心理ですよね(そしてこの綺麗に保つというのが別荘の維持管理に非常に重要です)。

だから、入退邸時のお掃除は委託にもできるのでしょうが、それくらいは自分でやりますとも。

もっとも、そこにお金をかけられるほどの余力(財力)自体ありませんし、そもそもそんな大層な邸でもないですし(そこが一番の理由だったり)。

 

別荘/セカンドハウスを持つ理由は自分にはいくつか存在して、セカンドライフを夢見てというプランと並行し現役時代は趣味で使うというプランをいま現在は実行中。

 

ときどき本当のキャンプが恋しくなりますけれど、しばらくはウチの山小屋でグランピングもどきを楽しみたおしたいと思っています!

 

(終)

 にほんブログ村 住まいブログ 別荘・セカンドハウスへ