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那須に所有していた山小屋とキャンプの話、旅行の話も

庶民の別荘(2)

月に1度でしたけれど、週末を那須高原の山小屋(別荘/セカンドハウス)で過ごすべく、金曜は仕事と学校が終わったら着替えだけ持って那須へ。

 

  

早ければ夜8時ごろ、遅くても9時ごろには山小屋へ到着。

鬱蒼とした森の中にあるわが山小屋ですが、お隣が定住さんのため、夜中に着いてもお隣の明かりがわが家を照らしてくれていて安心感がありました。

別荘のプライベート感を重視する方も多いと思いますが、セキュリティ面を考えるとポツンと一軒家状態であるよりは近くに人の気配がある方が、わたしは安心します。

※高級別荘地でセキュリティがしっかりしている場合はこの限りではありません。

人によっては到着するのが夜8時や9時では遅いと感じる方もいるかもしれませんが、翌日はお休みですから、わが家にとって夜はじゅうぶん長く、到着したら各々が好きなように寛いで過ごしていました。

ここで重要なのが、わが家の場合、一般的に別荘利用がめんどうだと言われる理由のひとつ「到着したら大掃除」が不要であること。

月に一度は利用していたし、帰る際には毎度きれいにお掃除(自宅と変わらない日常的なお掃除程度)していたから、次に来たときは何の憂いもなくそのまま寛げる状態なのです。

半年あるいは一年、数年に一度など利用頻度が低いと、換気したり埃や虫の死骸を掃除したり、あるいはカビと格闘したりと結構大変そうな話をお聞きします。

別荘に遊びに行ったはいいが大掃除で終わってしまったなんて話もザラにありそうですね。

 

 

さて、そうして到着した日の夜をのんびりと過ごし、翌日(土曜日)も一日中のんびり。

自宅で過ごす週末だと、平日にできなかった家のことをあれもこれもとフル稼働でこなすので、しょうじき休んだ気がしない週もああります。

那須へ来てしまえば、日常のあれやこれやはひとまず忘れる。

ここはそういう場所。時間。

そんな風に過ごしていました。

 

 

夜に到着した翌朝。
いまの時期だとカーテンを開ければ窓の外は一面まぶしい緑。

朝起きてダイニングの椅子に座りぼーっとするんですけど、どこの窓からもキラキラした森の緑が溢れていて、ずっと眺めていられる。

家の中にありながら森の中にいるようで、じつに心地良かったものです。

 

 

昼間は別荘地内を散歩したり、散歩したり、散歩したり…?笑

そう言えばなにをしていたんだろう。

とにかく、のんびりしていたんですよね。

性分的にアクティブではないのもあって、それは家族も同じで、みんなそれぞれが寛いで過ごしていました。

もちろんたまにはドライブに出かけたり、昨夏は登山やトレッキングにも行きました。

 

  

手放すだけの理由があったものの、手放したことを後悔したくなるくらい、那須の山小屋生活はわたしにとって至高でした。

日常とは切り離された場所と時間があるというのは幸せなこと。

今回はわずか約2年で手放してしまいましたが、いつかまた別荘/別宅が欲しいと、実はいまでも毎日物件をチェックしています。

老後、もし余裕があったならば、小さいながらも理想の山小屋を自分で建てるのもいいと夢見ているのです。

 

(終)

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